ここ数年、10月11月になっても
日中は20度近い日があったりと
夏が長く秋が短くなってる
もうすぐ師走というこの時期
思い出すのが4つ上の友人の事
知り合ったのは30年近く前
休日を持て余す2人は暇潰しに
どちらからともなく連絡をして
あてのないドライブに行くのが
パターンだった

いつも会う時間は
昼過ぎから夕方まで
だから食事もしたことないし
どこかのお店に入った事もなく
ただただ車で流しながら話をする…
それだけ
その人とはわりと本音で物が言えて
時にはケンカをする事もあった
ある時電話でケンカをし
イラッとして相手の連絡を
無視する日々が続いた
そのうち相手からも連絡が途絶え
しばらくたったある日の夜
久しぶりの着信がなった
気まずさもあり出れないでいると
留守電に切り替わり
メッセージが残されていた
それを再生すると
「○○の家の者です。」
「突然ですが○○が亡くなりました。」
「ケータイに登録されてる人にとりあえずお知らせさせていただこうと思い、ご連絡しました」
そのメッセージを聞いた時
たちの悪い冗談だと思った
そんな冗談を言う人だったし
声も似た感じだったから
でもなんかモヤモヤして
共通の知人に連絡を取ったら
「同じ連絡がきた」 との返事
その人の家を知っていたので
2人で車で通り掛かってみたら
家の前には葬儀の準備がされていた
突然すぎて意味が分からなくて
そして
電話に出なかった事を後悔した
なんで亡くなったのか
あの電話で何を言いたかったのか
もし生きてたら今でもドライブ
行く友達関係が続いてたのか
亡くなった今となっては分からず
結局仲直りも出来なかった
引き出しから相手の写真を取り出し
いつも助手席から見ていた横顔と
1年ぶりに再会する11月下旬
冬の便りがくるのと同じ頃に
相手の事を心のリマインダーが
自然と教えてくれる
「こっちはなんとかやってます」
今回のRecomend
相手が好きで車でよく流れてた
槇原敬之の中から
♬「雪に願いを」
(歌詞)
今頃どうしてるのか
僕にはわからないけど
今君が元気でいるなら
それでうれしいよ









